男性更年期について

男性の更年期障害

テストステロン補充療法について

男性ホルモンが増えると

投与方法について

副作用について

当クリニックでの診療の流れ

▶料金(男性更年期)

テストステロンによる筋肉増強作用

理想の肉体を手に入れたい。でも・・・

筋肉増強の為のテストステロン注射について

治療対象外の方

▶料金(ボディメイク)


男性更年期について

 

▶男性の更年期障害

 

女性の更年期障害については広く知られているところですが、男性にも更年期障害があることをご存じでしょうか。

 

加齢によって男性ホルモン(テストステロン)の分泌が低下すると、自律神経障害やLOH症候群(加齢男性性腺機能低下症候群)といった症状が出現します。

 

その症状は多岐にわたり、原因不明の疲労やうつ病と診断されることも多くありますが、実は男性ホルモンの低下による症状である可能性があるのです。


LOH症候群の主な症状

倦怠感

寝起きのだるさ

不安、いらいら

不眠

うつ

食欲、記憶力の低下

ほてり、めまい

精力の低下

朝の勃起の消失

頻尿 など


これらが当てはまる場合、それは男性ホルモンが低下していることが原因の可能性があります。

 

診断には、血液検査でテストステロン値を検査し、国際的に定められている基準値よりも低い場合にはテストステロン補充療法が検討されます。

 

男性更年期障害に対するテストステロン補充療法は日本で保険適応となっており、国に承認された治療です。

 

大学病院でも男性更年期障害を扱う専門外来やメンズヘルスケアを行うクリニックが多くあり、その認知度は高まっています。

 



テストステロン補充療法について

▶男性ホルモンが増えると

 

・若い時のようなエネルギッシュな感覚が戻ってくる

 

・メンタルが安定してポジティブになる

 

・性欲が復活し、男性機能も強くなる

 

・筋肉量が増え代謝が上がり 脂肪が落ちる

 

として、積極的に検査・治療を行うことが推奨されています。仕事のパフォーマンスも上がり、ハツラツとした日常が戻ってきます。

▶投与方法について

 

①筋肉注射(2種類)

②飲み薬

 

上記の通り、2種類の方法をご提案しております。

 

注射の方が飲み薬よりも効果が高く、まずは注射を行い、ホルモン治療の効果をみることが一般的です。

当院で用意している注射は、

・2週間おきに注射をするもの

・4か月に1回の注射をするもの

の2種類があります。注射による男性ホルモン治療の場合、投与を漫然と継続すると後述する副作用の通り、『無精子症』となり、男性不妊となってしまうことがあります。したがって、今後子供を希望される方についてはどこかで飲み薬への切り替えが必要となります。今後妊娠の予定が一切ない場合には、注射による男性ホルモン投与を継続いただけます。カウンセリングにて、一番適切な治療方法をご提案させていただきます。

 

▶副作用について

 

①性腺機能低下(無精子症)

テストステロンの補充を長期にわたって行うと精巣機能の低下を引き起こし、無精子症などの疾患を引き起こす可能性があります。これは、テストステロンを外から補充すると精巣で作られる内因性のテストステロンが分泌されなくなり、結果、性腺機能が低下してしまうことが原因です。無精子症となってしまうことがご自身の人生に影響を及ぼすと考えられる場合、hCGという、精巣を刺激して内因性のテストステロンを分泌させるホルモンの補充が検討されます。オンラインコンサルテーションにてご相談ください。

 

②前立腺への影響

テストステロンは前立腺の肥大化を促進することが知られています。現状、中等症以上の前立腺肥大症の患者さんに対するテストステロン補充療法は推奨されないこととなっておりますので、コンサルテーションの際にご相談ください。

 

③脱毛・薄毛への影響

男性ホルモンは薄毛の原因で、テストステロンを注射すると禿げてしまうのではないか?とご心配される方がいらっしゃいます。実際は、テストステロンそのものが原因というわけではなく、体内でテストステロンと5αリダクターゼという酵素が結合してできるDHT(ジヒドロテストステロン)という物質が薄毛に関係していることが判明しています。テストステロンが多い・少ないはあまり関係がなく、この5αリダクターゼという酵素の活性が高い場合にDHTが多く産生されてしまうことが大きな原因です。あまりにテストステロンの血中濃度が高い場合には影響がでてきますが、適切な濃度に保たれている場合は、薄毛への影響はほとんど考えなくてよいとされています。ただし、心配な方には脱毛予防薬(5αリダクターゼ阻害薬)を一緒に服用することができますので、ご相談ください。

 

④女性化乳房

女性化乳房とは、女性のように胸が膨らんでしまう症状です。男性にも女性ホルモンは分泌されており、男性ホルモンに対する女性ホルモンの割合が多くなると胸が膨らんできます。実はテストステロンは、アロマターゼという酵素によって女性ホルモンの一種であるエストロゲンに変化するため、テストステロンの長期使用に伴って女性化乳房が出現してしまうことがあります。基本的には適度な濃度であれば影響はありませんが、予防にはアロマターゼ阻害薬というお薬を使用します。

 

⑤肝機能障害

テストステロン注射を行っていくと、肝臓の機能に影響がでることがあります。採血で肝機能に異常が出た場合には、投薬内容を見直したりお薬を追加することによって対応を行います。


当クリニックでの診療の流れ


▶テストステロン補充療法の料金

(男性更年期障害に対する)

 

・これらの料金には、受診料、フォローアップの採血料などすべて含まれます。

・薬剤販売価格の変動により、料金が変更となる可能性があります。

テストステロン注射(2週間に1回の製剤) 200,000Ks / 回

テストステロン注射(4か月に1回の製剤

目安:1,500,000Ks/回(為替レートにより変動)
性腺刺激ホルモン(内服薬) 目安:120,000Ks / 30錠(2か月分)

脱毛予防薬※

80,000Ks / 30錠

女性化乳房予防薬※

80,000Ks / 30錠

肝機能改善薬※

40,000Ks / 30錠

※はオプションです。カウンセリングの際、併用するかどうかをご相談の上決めていきます。


テストステロンによる筋肉増強作用

▶理想の肉体を手に入れたい。でも・・・

 

筋肉トレーニングを頑張っているのに、体がこれ以上大きくならない。どうしても理想の肉体を手に入れたい・・・

 

近年の筋トレブームにより、ボディメイクに関心を持つ方が増えています。しかし、同じようにトレーニングをしていても、なぜ筋肉のつき方に個人差がでてしまうのでしょうか。筋肉がつきやすい、つきにくいはなぜおこるのでしょうか。

 

それは、トレーニングの強度に加え、個人のテストステロンの分泌量と忍容性に左右されてしまうからです。それらは残念ながら遺伝的なもので、あるところで筋肉量の増加は頭打ちとなってしまいます。

▶筋肉増強の為のテストステロン注射について

 

理想とする体やトレーニング量については人それぞれであり、まずはコンサルテーションで詳しくお話をお聞かせください。それによって投与する薬剤の量や間隔を調整していきます。参考までに、筋肉トレーニング初心者の方の場合は、テストステロン注射を週に1回、3か月間使用します。量や使用する薬剤の量も目的に合わせて異なるため、ご予算と相談しながらメニューを組んでいくことになります。

 

男性更年期で使用するテストステロン量よりもはるかに多い量を使用するため、副作用の管理については慎重に行います。副作用予防のための薬剤も使用し、経過を見ていきます。※テストステロン使用中は心肥大を予防するため、有酸素運動は控えてください。

 

▶治療対象外の方

・前立腺疾患の既往がある方

・心疾患、腎臓疾患の既往がある方

・スポーツ選手(ドーピング規約に抵触するためです)

・女性の方


まずは無料コンサルテーションをご利用ください

医師が治療の適格性を判断し疑問にお答えいたします

 

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